Raide328’s blog

株式会社EIMEI 明成個別鶴瀬東校 塾長 平出優樹のブログです!!

変化の兆し

 

「志望校がわからなくなってきた」

 

 

とある生徒から出た一言。

 

 

公立高校入試まで、残り100日余り。

 

 

「おいおい、ココでかよっ!!」

「なんでもっと早く気づかないんだよ!!」

 

 

と1〜2年目は思っていたけど、

 

 

今は、

 

 

「あ〜やっとコイツ本気で考えだしたかー」

 

 

としみじみ思うようになった。

 

 

今までなんとなく「受験」「志望校」と考えて、

 

 

なんとなく取り組んできた生徒が、

 

 

現実味を増してきたこの時期に、

 

 

少しずつ吐く言葉や考え方が変わってきた。

 

 

「人間が初めて頑張ろうとする瞬間は??」

 

 

生徒たちに伝えてきたことは、

 

 

「目標を立てること」

 

 

→志望校なら、

部活動、偏差値、制服、大学合格実績、距離、

憧れの先輩・恋人と一緒…

 

 

だから、目標を立てる話をたくさんしてきた。

 

 

ただ、もう一つ頑張るキッカケがある。

 

 

不安・恐怖

 

 

「本当にこの高校で良いのかな」

「この成績で受かるのかな」

 

 

ネガティブかもしれないが、

この恐怖心も、行動へと駆り立てる大きなキッカケになる。

 

 

成長していけばいくほど、毎日モヤモヤすることばかりだ。

 

 

ただ、そのモヤモヤがあるからこそ、

人間は頑張れるのであり、恐怖も立派な動機となる。

 

 

ここで大切なのが、周りがいかにフォローするか。

乗り越えた経験のある大人ならともかく、

10代の子どもたちにとって、不安や恐怖は、

できるなら経験したくない忌み嫌うものだからだ。

 

 

失敗はつきもの、

肝心なのは、全力を尽くした上での失敗か、

またその失敗から何を得て、次に繋がるか。

 

 

失敗を恐れず、積極的に経験することを奨励し、その乗り越え方を伝える。

 

 

これこそ、大人が伝える役割であり、

エイメイ・明成で伝えていく教育である。

 

 

だから、

生徒たちには申し訳ないけど、

 

 

たくさん不安になってくれ。

 

 

たくさんもがいてくれ。

 

 

もがいて見出した分が必ず君たちのチカラになる。未来の自分を助けてくれるから。

 

 

オレたちが必ず全員を導く。