『良い行動の選択』に導くには
ここ暫く自分が、生徒の発言で注意深く聞くようになったこと。
その子が『何かしらミスをしてしまった』ときのセリフ。
だいたい2つのパターンに分かれます。
例)宿題を解いてくることを忘れたとき
①「えー知らなかった」
②「あー忘れてた!!」
①・②の違いは何でしょうか?
あまり大差はないように見えますが、
ものすごく大きな差が隠れています。
『自分の非を認められるか』
ですよね。
大抵②の発言をした人は、
直後に、ミスを挽回しようとします。
別日か当日か、いずれにしても何かしら行動に移そうとします。
ただ、
①を選んでしまった人は、
『自分のこととして受け止めている』
ことができず、
『誰かにやらされている』と思っていることがあります。
ここで、大事なのは、
『伝える側』が普段から相手にどう話しているかがカギです。
もし、①のような生徒がいたら、
自分は猛省します。自分の至らなさを見つめ、改善に努めます。
なぜなら、自分の話し方次第で、
相手が自分の取り組んでいる内容や意図を、
メリット・デメリットを認識・納得できるかが変わるからです。
そもそも、何で勉強しているのか。
それを当事者が理解していないと勘違いが起きてしまう。
『誰の人生??』
その責任の所在が全員に伝わるまで、伝え続けていくことが、我々の使命です。